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FileMaker の 「LeftWords」関数とは?文章の先頭の単語を取り出す方法

Claris FileMaker を活用していると、テキストフィールドから特定の単語を抽出したい場面が多々あります。そんな時に便利なのが、テキスト関数「LeftWords」です。この関数を使うことで、指定した数の単語を先頭から簡単に取得できます。

【基本構文】

LeftWords ( テキスト ; 単語数 )

  • テキスト:任意のテキスト式またはテキストフィールド
  • 単語数:取得したい単語の数

例えば、以下のようなテキストから先頭2単語を取得する場合

LeftWords ( “りんご バナナ みかん” ; 2 )

この計算式は、「りんご バナナ」を返します。

【実務での活用シーン】

1. フルネームから姓を抽出

顧客情報などで、フルネームから姓だけを抽出したい場合に「LeftWords」を使用できます。

例えば、顧客名フィールドに「佐藤 太郎」と入力されている場合

LeftWords ( 顧客名 ; 1 )

これにより、「佐藤」を取得できます。

2. 商品名のカテゴリを抽出

商品名にカテゴリ名が含まれている場合、カテゴリ名を抽出する際にも活用できます。

例えば、「家電 テレビ 55インチ」の商品名からカテゴリ「家電」を取得する場合:

LeftWords ( 商品名 ; 1 )

これにより、「家電」を取得できます。

【動画で解説!】

関数の使い方を視覚的に学びたい方は、以下の動画をご覧ください。

【まとめ】

「LeftWords」関数は、テキストフィールドから先頭の単語を簡単に取得できる便利な関数です。顧客情報の管理や商品情報の整理など、業務での活用が期待されます。ぜひ、業務の効率化に役立ててください。