File Maker Right Values関数を徹底解説|改行区切りデータを末尾から取得する方法
FileMaker を使った業務では、改行で区切られたテキストデータ(いわゆる値リスト)を扱う場面がよくあります。チェックボックスの選択結果や、複数行で入力された情報など、「最後に入力された値だけを取得したい」「末尾の数行だけを使いたい」といったケースも多いのではないでしょうか。
今回の記事では、そうした場面で活躍する RightValues関数 について、基本的な使い方から実務での活用例までを分かりやすく解説します。
基本構文
RightValues 関数は、改行で区切られたテキストの末尾(右側)から、指定した数の値を取得する関数です。
RightValues ( テキスト ; 値数 )
- テキスト:改行区切りのテキスト、またはテキストフィールド
- 値数:末尾から取得したい値の数(数値)
- 戻り値:テキスト型
この関数の特徴として、取得結果の末尾には必ず改行が含まれる点があります。また、空行も 1 つの値として認識されるため、改行の扱いには注意が必要です。
実務での活用シーン
1. 複数行データから末尾の情報を取得
氏名・電話番号・メールアドレスなどが改行区切りで入力されている場合、 「最後の2行は必ず連絡先情報」と決まっていれば、RightValues を使って必要な部分だけを簡単に取得できます。
例:
- 値数を 2 → 電話番号+メールアドレスを取得
2. チェックボックスで最後に選択された値を取得
チェックボックス形式のフィールドでは、選択された値が改行区切りで順番に格納されます。
RightValues を使って値数を 1 に設定すれば、ユーザーが最後に選択した項目だけを取得できます。
- 入力順に関係なく「最後の操作内容」を知りたい場合に便利
- ログ取得や条件分岐の判定にも活用可能
3. 空行を含むデータの注意点
改行が連続している場合、空行も 1 つの値として扱われます。 そのため、想定外の結果になることもあるため、 必要に応じて Substitute 関数などと組み合わせて調整するのがおすすめです。
動画埋め込み
本記事の内容は、実際の FileMaker サンプルファイルを使った動画でも詳しく解説しています。
ぜひ動画もあわせてご覧ください。
まとめ
RightValues 関数は、改行区切りのテキストを扱う FileMaker 開発において、 「末尾の値を取得する」ことに特化したシンプルかつ強力な関数です。
チェックボックスの選択結果や、定型フォーマットの複数行データなど、 実務での利用シーンは意外と多くあります。
他のテキスト系関数と組み合わせることで、さらに柔軟な処理も可能になりますので、 ぜひ実際の業務に取り入れてみてください。
