FileMakerのQuote関数をわかりやすく解説|文字列処理の基本
FileMakerで計算式やスクリプトを書いていると、「これは計算させたい」「これは文字として扱いたい」という場面に遭遇することはありませんか?
そんなときに活躍するのが Quote関数 です。
本記事では、FileMakerのQuote関数について、基本的な役割から実務での活用シーンまで、サンプルを交えながらわかりやすく解説します。Evaluate関数との組み合わせ例も紹介しますので、ぜひ最後までご覧ください。
基本構文
Quote関数は、指定したテキストを ダブルクォーテーション(” “)で囲んだテキスト として返します。
構文
Quote ( テキスト )
引数
- テキスト:任意のテキスト式、またはテキストフィールド
戻り値
- テキスト
例えば、テキストフィールドに「こんにちは」と入力した場合、
“こんにちは”
という形で返ってきます。
計算式やスクリプトの中では、文字列はダブルクォーテーションで囲む必要がありますが、Quote関数を使うことでそれを自動的に行ってくれます。
実務での活用シーン
① ダブルクォーテーションを含む文字列を安全に扱う
文章の中にダブルクォーテーションが含まれている場合、Quote関数を使うと自動的に バックスラッシュ(\) が付与され、計算記号ではなく文字として正しく扱われます。
これにより、エラーを防ぎつつ、文章をそのまま文字列として利用できます。
② 空欄か、半角スペースが入っているかを判別する
見た目では空欄に見えても、実際には半角スペースが入っているフィールドは判別が難しいことがあります。
Quote関数を使った計算フィールドを表示すると、
- 値が入っている場合 → ダブルクォーテーションで囲まれて表示
- 完全な空欄 → 何も表示されない
という違いが明確になり、データ確認やデバッグに役立ちます。
本記事の内容は、以下の動画でも詳しく解説しています。実際のFileMaker画面を見ながら確認したい方は、ぜひあわせてご覧ください。
Quote関数は、
- テキストを確実に「文字列」として扱いたいとき
- ダブルクォーテーションを含む文字列を安全に処理したいとき
に非常に便利な関数です。
一見シンプルですが、実務では登場頻度の高い関数でもあります。
ぜひこの機会にQuote関数の使い方を押さえて、FileMakerの計算式やスクリプト作成に役立ててみてください。
