動画でわかる FileMaker ヒント集
FileMaker での文字列の長さを簡単に取得する「Length」関数
Claris FileMaker を活用していると、テキストデータの長さを取得したい場面が多々あります。そんな時に便利なのが、関数「Length」です。この関数を使うことで、指定したテキストの文字数を簡単に取得できます。
【基本構文】
Length (テキスト)
引数:
テキスト
:文字列、フィールド、または計算式など、文字列として評価される任意の式
戻り値:
- 指定したテキストの文字数(スペースや特殊文字も含む)
例:
Length ( "テスト太郎" )
→5
Length ( "Test Taro" )
→ 9Length ( "Test" & Left ( 氏名 ; 3 ) )
→ 7
※Left
が5文字の文字列を返す場合、Testとの結合で合計7文字となります。( 氏名 ; 3 )
【実務での活用シーン】
1. フィールドの入力制限
顧客コードやパスワードなど、特定の文字数で入力を制限したい場合、Length
関数を使用して文字数をチェックし、条件に合わない場合はエラーメッセージを表示することができます。
2. 条件付きの表示
コメント欄などで、文字数が一定以上の場合に「続きを表示」レイアウトを表示するなど、ユーザーインターフェースを工夫する際にLength
関数を活用できます。
【動画で解説!】
【まとめ】
「Length」関数は、テキストデータの長さを簡単に取得できる便利な関数です。データの検証や整形、条件付きの表示など、さまざまな場面で活用できます。引数の活用や組み合わせによって、より柔軟な処理が可能となります。
詳細な使用方法や応用例については、動画をご覧いただくとより理解が深まります。
ぜひ、業務の効率化に役立ててください。